「輸入車の板金修理はお願いできますか?」
こういったお問い合わせが、一宮市・岩倉市・小牧市の方々から増えています。BMW、メルセデス・ベンツ、アウディ、ボルボなどを乗られているお客様から、「ディーラーで見積もりを取ったら高すぎた」「他の板金屋に断られた」という状況で一宮の板金塗装専門店Porightにご相談いただくケースです。
輸入車の板金修理が「難しい・高い」と言われるのには理由があります。ただ、一律に全部難しいわけではありません。どこが国産車と違って、どこは同じなのかを整理しておくと、業者選びで迷わずに済みます。板金塗装一筋16年のPoright代表 緒方が、現場で経験した実例とともに解説します。
輸入車の板金塗装が国産車と違う3つの点
① 調色(カラーマッチング)の難易度
BMWのアルピンホワイトIII、メルセデスのオブシディアンブラック、アウディのナルドグレーといった輸入車独自のカラーは、国産車の標準色に比べて調色の難易度が高い傾向があります。特にBMWのパール系ホワイトは、光の当たる角度によって青みが浮かぶ複層構造を持っており、「3光源で合わせても微妙にズレが出る日がある。それがこの色の難しさでもあり、面白さでもある」とPoright代表 緒方(板金塗装一筋16年)は話します。
調色の精度は工場ごとの経験蓄積に大きく依存します。「対応できます」と言いながら実際の仕上がりに色差が出てしまうケースもあるため、施工実績の確認が重要です。
② ボディ素材(アルミ vs スチール・樹脂)
近年の欧州車は軽量化のためアルミパネルを部分採用するモデルが増えています。アルミはスチールとは溶接方式・引き出し技術が根本的に異なるため、スチール専用の工場では完全対応が難しいケースがあります。ただし、ドアやバンパーはスチールや樹脂のモデルも多く、外板の擦り傷・凹みであれば国産車と同じ手順で対応できることが多いです。「輸入車だから全部アルミ」という誤解が、本来修理できる案件まで断られる原因になっていると感じます、と18歳から板金塗装一筋のPoright代表 緒方は言います。
③ 純正パーツの調達性
バンパー交換など純正部品が必要な修理では、国産車に比べて調達リードタイムが長くなる傾向があります。修理工期の確定には、部品在庫の確認後に見積もりを出す必要があります。板金で対応できる場合はパーツ待ちが不要なため、工期も短縮できます。
Porightが対応した輸入車修理の実例2件
事例1:BMW 3シリーズ(G20・アルピンホワイトIII)運転席ドア擦り傷
2026年4月、岩倉市のS様からBMW 3シリーズ(G20)の運転席ドア側面に長さ約20cmの擦り傷でご相談をいただきました。ディーラーで見積もりを取ったところ¥122,000との回答。「高すぎると感じてセカンドオピニオンで来ました」とのことでした。
Poright代表 緒方が現物を確認したところ、パネル交換の必要はなく板金で対応できる状態でした。難しかったのは調色です。アルピンホワイトIIIはカラーコードの範囲に個体差があり、経年劣化した隣接パネルとの色差を3光源で確認しながら何度か調合を繰り返しました。施工内容はパネル研磨→プライマー塗布→パテ成形→調色・塗装→クリアコート→磨き仕上げの全工程で、¥64,000・工期3日で完了。S様からは「ディーラーの半額以下で、色も境目も全くわからない」とお喜びいただきました。
事例2:アウディ A3(8Y・ナルドグレー)リアバンパー右端凹み
2026年3月、小牧市のY様からアウディ A3(8Y)のリアバンパー右端の凹みでご相談をいただきました。ご相談前に近隣の2工場に断られたとのことでした。
Porightの職人、代表の緒方が現物を確認したところ、リアバンパーは樹脂製で骨格損傷なし。ナルドグレーはマットに近い低光沢ソリッドで調色難易度が高いカラーですが、過去の施工データをもとに対応しました。¥47,000・工期2日で修理完了。「2店に断られて半ば諦めていた」というY様に大変喜んでいただけました。
「輸入車を断る工場は、調色の経験不足か、アルミ骨格の案件と通常の外板修理を混同しているケースが多い。バンパーや外板の凹み・擦り傷なら、国産車とさほど変わらない手順で対応できることは少なくない」と板金塗装一筋16年のPoright代表 緒方は言います。
輸入車の板金修理業者を選ぶ3つの確認ポイント
① 具体的なカラーの施工実績を聞く
「輸入車対応可」だけでは情報が不足しています。「アルピンホワイトIIIやナルドグレーの調色実績はあるか」「色のデータを蓄積しているか」を確認しましょう。初めて挑戦するカラーは失敗リスクが高まります。Porightでは、対応実績のない特殊カラーについては正直にお伝えしたうえで施工可否を判断します。
② パネル素材(アルミか樹脂かスチールか)を事前確認する
「このドアはアルミですか、スチールですか」を相談時に確認することで、工場の対応可否が明確になります。アルミパネルが確認された場合は、アルミ対応設備を持つ工場を選ぶ必要があります。車種の仕様書や車種別のボディ構造情報を事前に調べておくと、相談がスムーズです。
③ 純正パーツが必要な場合は調達見通しを確認する
交換が必要な純正部品は、調達に1〜2週間かかるケースがあります。「板金で対応できるか、パーツ交換が必要か」を確認したうえで、概算工期を把握しておきましょう。代車が必要な場合は事前に伝えることが重要です。愛知県内で一宮市を中心に対応するPoright(ポライト)では、夜間引取・代車手配の事前調整もご相談ください。
まとめ
- 輸入車の外板修理(バンパー・ドア・フェンダーの擦り傷・凹み)は、調色実績があれば国産車と同水準の対応が可能なケースが多い
- アルミパネルを使ったモデルは専用設備が必要。「全部アルミ」ではないため、部位・素材を確認することが大切
- 輸入車は純正パーツの調達が長くなりやすいため、板金で対応できるかを最初に確認する
- 判断のポイントは「カラー施工実績」「パネル素材」「パーツ調達見通し」の3つ
「断られたから諦める」前に、損傷部位と車種を具体的に整理して相談してみてください。愛知県一宮市の板金塗装専門店Porightでは、BMW・メルセデス・アウディをはじめとする輸入車のご相談も、できること・できないことを正直にお伝えしたうえで承っています。
お見積り・ご相談は無料です
BMW・メルセデス・アウディなどの輸入車の板金修理は、LINEで写真をお送りください。車種・型式・損傷部位をお伝えいただければ、対応可否と概算料金をその場でご案内できます。
株式会社Poright(ポライト)(愛知県一宮市平安1-6-2 / TEL: 0586-50-2818 / 月〜土 9:00-19:00)
安藤
自動車整備学校を卒業後、整備工場で整備士として7年、その後板金塗装屋として5年、合わせて12年の現場経験を積み、現在はPorightで事務を担当。お客様からのお問合せ対応・お見積り取りまとめ・代表 緒方との橋渡しが日々の仕事。「現場を12年やってきた事務だからこそ、職人の技を分かりやすく伝えられる」をモットーに、Porightのブログを書いています。一宮市生まれ・一宮市育ち。なおPoright の板金塗装作業は、代表取締役の緒方 博紀(1992年生・18歳から板金塗装一筋)がすべて自ら手を入れています。