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職人技・舞台裏 2026.07.08

色が合っても浮いて見える理由
Poright代表が語る艶感を揃える技術

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板金塗装済みのパネルと既存パネルの艶(つや)を見比べながら確認するPoright代表 緒方(板金塗装一筋16年)の手元

「色は完璧に合わせたはずなのに、修理した部分だけ何となく浮いて見える」——Poright にはこうしたご相談が時々届きます。塗料の色番号を正確に指定しても、なぜかツヤ感だけが違って見える。実はこれ、色合わせの問題ではなく「艶(つや)」のレベルのズレが原因であることがほとんどです。今回は、色を合わせても解決しない艶感のズレがなぜ起こるのか、Poright代表 緒方(板金塗装一筋16年)の現場経験から解説します。

なぜ色が合っても『浮いて見える』のか

色(ベースコート)の調色は3光源環境で高い精度に追い込めますが、艶(クリアコートの光沢)は別の要素で決まります。工場出荷時の塗装は高温焼き付けで硬化させるため、表面が非常に緻密で均一な光沢になります。一方、板金塗装後のパネルはスプレーブースで仕上げるため、同じクリア塗料を使っても表面の緻密さがわずかに異なります。さらに、既存パネルは数年分の紫外線や洗車キズで艶が少しずつ落ちているのに対し、新しく塗ったパネルは艶が最も高い状態から始まります。色番号が完全一致していても、この艶レベルの差が「浮いて見える」原因になるのです。

クリアコートの研磨段階を粗め・中間・仕上げの3段階で調整するPoright代表の作業風景

Poright代表 緒方が辿り着いた『艶を合わせる』工程

Poright代表 緒方(板金塗装一筋16年)は、色を合わせた後に必ず「艶合わせ」の工程を挟みます。クリア塗装後、そのまま仕上げるのではなく、粗め→中間→仕上げの3段階でコンパウンド研磨を行い、周囲の既存パネルと艶のレベルをすり合わせていく作業です。「新しく塗ったパネルは艶が強すぎることが多いので、あえて少し落とす。逆に研磨しすぎると今度は既存パネルより沈んで見えてしまうので、削りすぎないバランスを手の感触と見た目で探ります」と緒方は話します。この工程を省略すると、色は合っていても仕上がりに違和感が残ってしまうため、Porightでは部分塗装の際に必ず既存パネルの艶を基準に研磨段階を調整しています。

ヴォクシーのフェンダーとCX-5のドアパネル、艶感を調整した実例を一宮の工場内で確認する様子

実例で見る艶感調整の判断基準

実際にあった相談を紹介します。一宮市のヴォクシー(ZWR80W)は左フロントフェンダーを交換・塗装した後、周囲パネルより艶が強く「浮いて見える」とのご相談でした。3段階の仕上げ研磨をやり直し、既存パネルに近い艶感まで落として解消。追加工賃¥14,000、作業時間0.5日で対応しました。逆に稲沢市のCX-5(KF2P)は、ドアパネルの板金塗装後に艶が控えめで沈んで見えるケースでした。原因はクリア層の研磨のしすぎ。クリアを薄く増し塗りして中研ぎからやり直し、¥19,000・追加1日で既存パネルの光沢に合わせました。艶は強すぎても弱すぎても違和感が出るため、既存パネルを基準に微調整することが重要です。

まとめ

板金塗装で「色は合っているのに浮いて見える」場合、多くは艶(つや)のレベルのズレが原因です。色合わせだけでなく、クリア層の研磨段階を既存パネルに合わせて調整することで、仕上がりの一体感が生まれます。艶感の調整は手間のかかる工程ですが、Porightでは部分塗装のたびに欠かさず行っています。

一宮市・愛知エリアで板金塗装後の仕上がりに違和感を感じたら、Poright(ポライト)にご相談ください。色だけでなく艶感まで含めて、代表 緒方が現物を見て率直にお伝えします。

仕上がりの艶感に違和感があれば、まずは無料見積りでご相談ください

色だけでなく艶(つや)のレベルまで含めて、Poright(ポライト)が現物を見て率直にお伝えします。既存パネルとの一体感を意識した部分塗装をご希望の方も、お気軽にどうぞ。ご相談・お見積りはすべて無料です。

株式会社Poright(愛知県一宮市平安1-6-2)/ 月〜土 9:00-19:00(日祝定休)

著者: 安藤(Poright 事務スタッフ) / 公開日: 2026年7月8日

監修: 株式会社Poright 代表 緒方 博紀(1992年生・18歳から板金塗装一筋、板金塗装歴16年)

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