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教育コラム 2026.06.29

ADAS搭載車のバンパー修理、
カメラ・センサーへの影響と対応を一宮Poright代表が正直に解説

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ADAS搭載車のフロントバンパー修理でミリ波レーダーセンサーの取り付け位置を確認するPoright代表 緒方 — 一宮市の板金塗装専門店

先日、稲沢市にお住まいのお客様から少し気になるご相談をいただきました。「スバルのフォレスターを別の整備工場でバンパー修理してもらったのですが、その後からアイサイトの警告灯が点灯するようになって……板金と関係があるのでしょうか?」

こうしたご相談は、ここ2〜3年で明らかに増えています。現代の車はほぼすべてにADAS(先進運転支援システム)が搭載されており、そのカメラやレーダーセンサーの多くがバンパー内側や周辺に設置されています。つまり、バンパーを外して修理する板金作業が、ADASの動作に影響を与えうる時代になったのです。

Poright(ポライト)代表の緒方です。18歳から板金塗装一筋で、今年で板金塗装歴16年になります。今回は「ADAS搭載車のバンパー修理でやっておくべきこと・知っておくべきこと」を、現場の視点から正直にお伝えします。バンパー修理を検討されている方、修理後にADAS系の警告が出た方にぜひ読んでいただけたらと思います。

バンパー修理がADASに影響するのはなぜか

ADAS(Advanced Driver Assistance Systems・先進運転支援システム)とは、自動緊急ブレーキ(AEB)、アダプティブクルーズコントロール(ACC)、車線逸脱警報、歩行者検知といった機能をまとめた総称です。2020年以降の新車への標準装備が急速に進み、現在路上を走る車の大半がこれらの機能を備えています。

バンパー修理との関係で重要なのは、センサーとカメラの設置場所です。

フロントバンパーに衝撃が加わった場合、バンパーを脱着して修理する過程で、ミリ波レーダーのブラケット(取り付け台座)が微妙にずれることがあります。ミリ波レーダーは照射角度がわずかにずれるだけで「反応が遅くなる」「誤検知が増える」といった症状が現れる精密機器です。センサー本体が壊れていなくても、取り付け位置の微妙なズレが問題の原因になるという点が、通常の部品交換と違うところです。

「板金はできても、ADASのことは考えていなかった」という整備工場や板金業者がまだ少なくないのが業界の実態です。一宮市・稲沢市エリアで板金修理をご依頼いただく際、Porightではこの問題に正面から向き合ったプロセスをとっています。

フロントバンパー脱着後、ミリ波レーダーセンサーのブラケット取り付け角度をPoright代表 緒方が確認する作業シーン — ADASキャリブレーションの重要性

PoRight でのADAS搭載車バンパー修理における3つの確認プロセス

板金塗装一筋16年のPoright代表 緒方として、ADAS搭載車のバンパー修理に際して必ず行う3つのプロセスをお伝えします。

① 入庫時の事前スキャン

OBD2対応の診断ツール(故障コードリーダー)を使って、入庫時点でのエラーコードを記録します。目的は「修理前からADASの異常が記録されていたか」を明確にすることです。「修理してからおかしくなった」のか「実は最初からエラーが出ていた」のかを切り分けるための、トラブル防止の基本動作です。

② センサー脱着時の位置記録

バンパーを外す際、センサーブラケットの取り付け位置・角度をスマートフォンで複数方向から撮影し、マスキングテープでボディ側の基準位置をマーキングしてから脱着します。「元の位置に正確に戻す」ための記録です。整備マニュアルだけでは再現できない「このクルマ固有の取り付け状態」をそのまま保存することが重要です。

③ 再取付け後の動作確認と再スキャン

修理後にセンサーを再接続したら、再度スキャンツールでエラーなしを確認します。インパネのADAS警告灯が消えているか、試走してACCや自動ブレーキが正常に反応するかを確認してから納車するのが原則です。

ここで一点、正直にお伝えしたいことがあります。「静的キャリブレーション」——センサーの照射角を専用の計測ターゲットを使って精密に測定・調整する作業——は、板金工場の設備では行えません。これは業界の現実です。

先日の稲沢市のお客様(スバル フォレスター SJG・2016年式)のケースでは、フロントバンパー右端の擦り傷修理(修理費 ¥42,000・工期2日)の後、バンパー再取付け後にアイサイトの警告灯が点灯しました。センサー本体への損傷はなく、バンパー取り付け後にブラケット角度がわずかにずれたことが原因でした。近隣のスバルディーラーで静的キャリブレーションを実施していただき(費用 ¥14,000・半日)、正常に復帰しています。

「板金屋で直す → 必要ならディーラーでキャリブレーション」という2段階対応が、現実的かつ安全なルートになることを事前にご説明してから修理に入るのがPoright代表 緒方のスタンスです。

フォレスター風SUVのフロントバンパー塗装後の仕上げ確認 — ADAS搭載車の板金修理完了後、Poright代表 緒方がセンサー動作を確認するシーン

どんな修理でADAS調整が必要?不要?判断基準

Poright代表 緒方が現場で使っている判断基準をまとめます。

状況ADAS調整の要否
バンパー表面の浅い擦り傷のみ(脱着なし・塗装のみ)不要
バンパー脱着を伴う修理(凹み・大きめの傷)確認推奨
センサーブラケット周辺に変形・接触痕がある必要
修理後に警告灯が点灯した必要(要ディーラー連携)
高速追突・正面衝突による事故修理必要(優先度高)

キャリブレーション費用の目安はディーラー依頼で ¥8,000〜¥22,000(車種・センサー種類・静的/動的の別による)。修理費の見積もりを取る際に「この車はADAS搭載ですか?バンパー脱着が必要な場合、キャリブレーションが別途必要になることがあります」と最初に伝える板金屋かどうかが、業者選びのひとつの指標になります。

板金修理前にADAS関係の懸念を正直にお伝えしてくれる業者は、まだ多いとは言えないのが実情です。「安く直したい気持ちはよくわかる。でも修理後に警告灯が点いてから対応するより、最初から把握しておく方が結果的に安上がりになることが多い」というのがPoright代表 緒方の経験から来る率直な意見です。

一宮市・稲沢市・江南市周辺でPoright(ポライト)に板金修理をご依頼いただく際は、ADAS搭載の有無と年式を入庫時にお伝えいただければ、修理フローにキャリブレーションの可能性を含めてご案内します。

まとめ

「ADAS搭載車のバンパーを直したい」お気軽にPoright(ポライト)へ

判断に迷われたら、まずは無料見積りで現物を見せてください。ADAS関係の確認も含めて、修理フローを丁寧にご説明します。Poright(愛知県一宮市平安1-6-2 / TEL: 0586-50-2818)は平日 9:00-18:00 で営業しています。LINEでお写真をお送りいただくだけでも概算をお伝えできます。

株式会社Poright(愛知県一宮市平安1-6-2)/ 月〜土 9:00-19:00(日祝定休)

著者: 安藤(Poright 事務スタッフ) / 公開日: 2026年6月29日

監修: 株式会社Poright 代表取締役 緒方 博紀(1992年生・18歳から板金塗装一筋、板金塗装歴16年)

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