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施工事例 2026.06.27

ヴェゼル(RV5)リアバンパーをディーラー¥97,000から
板金修理¥54,000・3日で対応した実例

HOME / BLOG / ヴェゼル(RV5)リアバンパー修理 — 差額¥43,000の判断根拠
江南市から入庫したホンダ ヴェゼル(RV5・プラチナホワイトパール)のリアバンパーコーナー擦り傷をPoright代表 緒方が診断するシーン — 一宮市の板金塗装専門店

先日、江南市のオーナー様から「スーパーの駐車場でバックした際にヴェゼルのリアバンパーをポールにこすってしまいました。ディーラーで見積もりをとったら10万円近くになってしまって……他に選択肢はありますか」とご相談をいただきました。

入庫いただいたのはホンダ ヴェゼル(RV5・2022年式・プラチナホワイトパール)。リアバンパー右コーナーに縦15センチ・横8センチほどの擦り傷が入り、塗装が剥がれて下地が数か所露出している状態でした。バンパー形状への変形は視覚上わずかでしたが、ディーラーでは「バンパー交換が必要です」との判断でした。

Poright(ポライト)の代表 緒方が現物を直接確認すると、バンパー内部の芯材(ビーム)への損傷はなく、パーキングセンサーの動作も正常。板金修理で対応できると判断し、施工費 ¥54,000・工期3日 で仕上げました。ディーラー見積もり ¥97,000 との差額は ¥43,000 です。今回はその判断根拠と、プラチナホワイトパールの調色まで含めた施工の全工程をお伝えします。

ヴェゼル(RV5)のリアバンパーが「交換前提」になりやすい2つの理由

ホンダ ヴェゼル(RV5)のリアバンパーを車体から脱着し、コーナー部の曲面形状とビーム状態を確認するPoright代表の診断作業 — 板金修理か交換かの判断プロセス

現行ヴェゼル(RV5型・2021年登場)のリアバンパーは、先代モデルと比較してコーナー部が大きく張り出した立体的な造形です。ワイドな水平基調のリアビューを演出するデザインの特性上、バンパーコーナーの曲面が複雑で、フェンダーアーチとの接合部も精度の高い合わせが求められる構造です。

このため、コーナー部に傷が入った場合、ディーラーや外注先の板金業者では「形状再現が困難」「新品の方が仕上がりが確実」という判断から交換を推奨するケースが目立ちます。もう一点、ヴェゼル(RV5)はリアバンパー内側にパーキングセンサー(4点)と後方カメラが組み込まれた構造です。整備側から見ると、脱着時にこれらの電装ユニットへの影響が発生しないかという懸念が生まれやすく、「交換の方がリスクが少ない」という判断につながりやすい側面もあります。

「センサーやカメラが入っているから交換一択というのは、少し乱暴な論理です。傷が表層にとどまっていれば、バンパーを脱着して修理したうえでセンサーとカメラを同位置に戻せばいい。電装への影響は脱着時の取り扱いの問題であって、修理不可の理由にはなりません」とPoright代表 緒方は話します。

板金修理を選んだ3つの判断根拠と施工の全工程

今回Porightの職人、代表の緒方が「板金修理で対応できる」と確認した3点と、3日間の施工内容を順に説明します。

① 芯材(ビーム)の損傷なし

リアバンパー内部には衝撃吸収を目的とした樹脂製ビームが入っています。ビームに割れや変形がある場合、衝突安全上の問題が残るためバンパーアッセンブリごとの交換が必要です。今回は脱着後に直接目視・触診したところ、ビームへの損傷は確認されませんでした。

② PP素材の縦割れなし

バンパー表面のポリプロピレン(PP)素材が縦方向に割れている場合は補修材による溶接工程が必要になり、工期と費用が増えます。今回の損傷は擦り傷と塗装剥離のみで、PP素材への縦割れなし。ソフトパテで整形できる範囲と判断しました。

③ センサー・カメラの動作正常

入庫時にパーキングセンサー4点と後方カメラの動作を確認。すべて正常でした。コネクター取り外し→修理→再接続のプロセスが問題なく行えると判断。脱着後も再確認し、異常なしを確認してから納車しています。

3点の確認を経て板金修理に入りました。施工は次の通りです。

1日目:脱着・下地処理
リアバンパーを車体から外し、センサーとカメラのコネクターを丁寧に取り外して保管。傷周辺の旧塗装を剥離して足付け(サンドペーパーで表面を微細に荒らし、塗料の密着力を高める処理)を施します。次にプライマーを吹き付け、エポキシ系サフェーサーで下地を整えた後、ソフトパテを盛って傷の凹みを成形します。ヴェゼルのコーナーは曲面が連続するため、パテ盛り→中研ぎ→再盛りのサイクルを2往復繰り返し、コーナーの丸みを正確に再現しました。

2日目:調色と塗装
プラチナホワイトパールはホワイトベース+パール顔料層+クリアコートの3層構造です。一見シンプルな白ですが、経年変化や駐車環境によってパール顔料の干渉色の出方が変化するため、カラーコードの塗料をそのまま吹いても隣接パネルとの色差が残りやすい特性があります。板金塗装一筋16年のPoright代表 緒方が力を入れるのが、この調色の工程です。蛍光灯・LED・自然光の3方向からボディ本体のパールの見え方を確認し、パール顔料の配合比を微調整してから吹き付けに入ります。カラーベース→パール層→クリアコートを順に塗り重ね、隣接フェンダー方向へぼかし塗装を施して境界線が見えないよう処理。クリアコートは膜厚確保のため2回吹きとし、焼き付け乾燥します。

3日目:磨き・仕上げ・装着
塗装面を耐水ペーパーで均してからポリッシャーによる3段階バフ掛けで鏡面仕上げ。バンパーを車体へ再取り付けし、センサー・カメラを再接続して動作確認。最後に屋外の自然光でボディ全体との色差を確認して完成です。

プラチナホワイトパール3コート塗装の吹き付け工程、塗装ブースでスプレーガンを持つPoright代表 緒方 — ヴェゼル(RV5)リアバンパーへのパール顔料調色と塗装作業

費用と工期の比較 — 差額¥43,000はどこから生まれるか

項目ディーラーPoright
修理方法リアバンパー交換板金修理+部分塗装
部品代約¥38,000(純正バンパーASSY)なし(板金で修復)
施工体制外注業者+管理費代表 緒方が直接施工
費用合計¥97,000(税込)¥54,000(税込)
工期7〜14日(部品入荷待ち含む)3日

差額¥43,000の大部分は純正部品代の有無から生まれます。バンパー交換ではホンダ純正バンパーアッセンブリの調達が必要で、この部品代だけで数万円が発生します。板金修理であれば元のバンパーを加工して修復するため、部品代はゼロです。

加えて施工体制の違いも大きく影響します。多くのディーラーは板金塗装を外注業者に委託しており、外注費用に自社の管理費・間接コストが上乗せされます。Porightは代表 緒方が入庫から仕上げまで一貫して直接施工するため、この中間コストが発生しません。

一方、次のケースではバンパー交換の方が合理的な判断になります。

「現物を見ずに修理できる・できないは断言できません。でもヴェゼルのリアバンパーコーナーの傷は、そのほとんどが低速・低荷重の接触によるものです。板金専門店で現物を診てもらえば、交換か修理かの正しい判断がもらえます」(一宮の板金塗装専門店Poright代表 緒方)。

まとめ

「ディーラーで10万円と言われた」というご相談、江南市・一宮市・稲沢市などお近くの方はまずPoright(ポライト)にも現物を見せてください。Poright代表 緒方が率直に修理可否と費用をお伝えします。ご相談・お見積りはすべて無料です。

「ヴェゼルのバンパーを直したい」その前にPoright(ポライト)へ

ヴェゼル・フリード・ステップワゴン・フィットなどホンダ車のバンパー修理も、Poright代表 緒方が直接診断・施工します。LINEでお写真をお送りいただければ、修理か交換かを含めた率直な見解をお伝えします。ご相談・お見積りはすべて無料です。

株式会社Poright(愛知県一宮市平安1-6-2)/ 月〜土 9:00-19:00(日祝定休)

著者: 安藤(Poright 事務スタッフ) / 公開日: 2026年6月27日

監修: 株式会社Poright 代表取締役 緒方 博紀(1992年生・18歳から板金塗装一筋、板金塗装歴16年)

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