P
PORIGHT
無料見積もり
季節・お知らせ 2026.06.08

梅雨でも板金塗装はできる?
施工条件と工期への影響をPoright代表(板金16年)が解説

HOME / BLOG / 梅雨でも板金塗装はできる?
梅雨の雨天でも一宮Porightの塗装ブース内で板金塗装を行うPoright代表 緒方 — 愛知県一宮市の自動車板金塗装専門店

6月に入ると、Poright に届く問い合わせのなかに決まって増えてくる質問があります。「雨が続いていますが、今の時期でも板金修理の予約は入れられますか?」というご相談です。梅雨の間は塗装の仕上がりが落ちるのではないか、工期が長くなってしまうのではないかと、予約を梅雨明けまで延ばそうとされているお客様が毎年いらっしゃいます。

今年も愛知県一宮市は梅雨入りが確認され、雨続きの日が増えてきました。「梅雨の時期に板金塗装を依頼しても大丈夫なのか」という疑問に、Poright代表 緒方(板金塗装一筋16年)が現場から正直にお答えします。結論から言えば、梅雨の時期でも通常通り受け付けています。ただし、雨・湿気が塗装工程にどう影響するかを知っておくと、安心して予約を入れていただけると思います。

雨・湿気が影響する工程と影響しない工程

板金塗装の作業は、大きく4段階に分けられます。「板金作業(凹みの叩き出し・引き出し・パテ盛り・研磨)」「下地処理(サーフェサー塗布・乾燥)」「塗装・クリアコート」「磨き・仕上げ」です。このうち雨・湿気の影響を受けやすいのは「塗装・クリアコート」の工程です。

湿度が高い環境でクリア塗装を行うと、「ブラッシング」と呼ばれる現象が起きることがあります。乾燥途中の塗装面が空気中の水分を取り込み、仕上がりが白く曇ったようになる現象で、塗膜の透明感が失われます。屋外で塗装作業を行う店舗では、梅雨の時期に塗装品質の管理が難しくなるのはこの理由からです。

一方、板金の叩き作業や引き出し作業は屋内で行うため、外の天気の影響を受けません。Porightの職人・代表の緒方は「板金を叩いたり引き出したりする作業は、雨が降っていようと関係ない。問題になるのは塗装を吹き付ける工程で、湿気の管理がポイントになります」と話します。

工程 雨・湿気の影響 Porightでの対応
板金作業(叩き・引き出し・パテ) ほぼなし(屋内作業) 通常通り施工
下地処理(サーフェサー・研磨) 小さい 通常通り施工
塗装・クリアコート 大きい(ブラッシング発生リスク) 密閉ブース内で温湿度管理して施工
磨き・仕上げ 中程度(大雨時は作業スペース移動) 屋内スペースに移動して対応

Porightの塗装ブースと梅雨の実例

Porightの完全密閉塗装ブース内部 — 温湿度管理された環境で梅雨・雨天でも高精度の塗装・焼き付け乾燥を実施

Porightでは塗装工程を完全密閉の塗装ブースで行っています。ブース内は温度・湿度が管理された環境で、外部の天気に左右されず一定の条件で塗装と焼き付け乾燥を実施することができます。ブラッシングが起きるような湿度条件にはならないため、梅雨の時期でも品質を維持した塗装が可能です。

実際の例を挙げると、今年の梅雨入り直後に岩倉市のお客様からトヨタRAV4(MXAA54・2021年式)左リアドアの板金塗装のご依頼をいただきました。入庫日から3日間雨が続くなかでも、板金作業2日・塗装1日・磨き仕上げ0.5日という通常の工程で進み、修理費¥62,000・工期4日でお返ししています。仕上がりの塗装品質に梅雨による影響は生じませんでした。

ただし一点、正直にお伝えしておきたいことがあります。ブース外で行うマスキング(養生)や磨き仕上げの工程は、大雨が降っている日は屋内スペースに段取りを移すことがあります。また、修理が完了した車をお渡しする際に強い雨が降っている場合は、Porightの屋根付きスペースで受け取っていただくよう調整しています。修理直後の塗装面は完全に落ち着くまで数日かかるため、強い雨に当てないことが望ましい状態です。

工期への影響は、大半のケースで通常と変わりません。稀に大型車の外作業が雨で半日ずれる場合がありますが、入庫時にスケジュールをご確認いただければ対応できます。

「梅雨明けまで待つ」が錆を進める理由

塗装が剥がれた金属面に雨水が接触し錆が進行した状態 — 梅雨の時期に板金修理を先延ばしにするリスクをPoright代表が解説

「梅雨が明けたら来ます」とおっしゃって、キズや凹みを2ヶ月ほど放置してしまうケースが毎年あります。板金塗装一筋16年の代表 緒方が「それが一番よくないことが多いです」と言うのには理由があります。

塗装が剥がれた部分やクリア層にクラックが入っている箇所は、雨水が毎日接触することで錆の進行が早まります。特にドア下端・バンパー合わせ目・フェンダーアーチは水が溜まりやすく、放置期間に比例して錆が根を張ります。一宮市内のお客様で、「梅雨明けに行きます」と連絡があり、2ヶ月後に来店されたドアのキズが、入庫時点で錆が表面まで出てきていたケースがあります。入庫前に比べると修理の範囲が広がり、費用も当初の想定より増えてしまいました。

Poright代表 緒方(板金塗装一筋16年)は「剥がれた金属面が雨水に晒され続けるのが、錆の観点では一番まずい状態です。ブースのある専門店に持ってきてもらえれば、梅雨の時期でも同じ品質で仕上げられます。修理の先延ばしより、早めに動く方が結果的に費用を抑えられることが多い」と話しています。

梅雨の時期に修理を避けることで品質が上がるわけではありません。一宮の板金塗装専門店Porightでは、梅雨でも夏でも、ブース内で同じ工程・同じ精度の塗装を行っています。

まとめ

Porightの職人・代表の緒方が「梅雨だから後にしよう」と言われるお客様にいつも伝えるのは「雨は私たちが困るわけじゃなくて、車が困ります」という言葉です。ブース塗装の専門店であれば、梅雨という条件は修理品質に影響しません。早め早めの判断が、修理費を最小限に抑えることにつながります。

梅雨の時期でも修理受付中。まずはお気軽にご相談ください

ご相談・お見積りは無料です。LINE で写真を送るだけでも概算をお伝えできますので、「今の時期でも大丈夫?」とお悩みの方はまずご連絡ください。判断に迷われたら、Poright の率直な意見をお伝えします。

Poright(株式会社Poright)愛知県一宮市平安1-6-2 / 月〜土 9:00-19:00(日祝定休)

著者: 安藤(Poright 事務スタッフ) / 公開日: 2026年6月8日

監修: 株式会社Poright 代表 緒方 博紀(1992年生・18歳から板金塗装一筋、板金塗装歴16年)

RELATED POSTS