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施工事例 2026.06.23

ダイハツ タント(LA660S)リアドア凹み板金修理 —
¥38,000・工期2日、スノーパール3コート調色と軽自動車の板金特性をPoright代表が解説

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ダイハツ タント(LA660S)リアドアの凹みを機械引き出しと手鈑金で修復する工程 — 一宮Poright代表 緒方(板金塗装一筋16年)による施工事例

「1年ほど前に駐車場でドアパンチされてしまって。そのままにしてたんですが、梅雨前に直しておこうと思って来ました」——愛知県一宮市にお住まいのダイハツ タント(LA660S)オーナーの方が相談にいらしたのは、5月下旬のことです。

右リアドアに直径12センチほどの凹みがあり、端のクリア層にも細かなひびが入り始めていました。ディーラーでは「ドアパネル交換で¥72,000」という見積もりでしたが、板金修理での対応をご希望で、愛知県一宮市の板金塗装専門店Poright(ポライト)へお問い合わせいただいたケースです。

今回は、この施工を担当した板金塗装一筋16年のPoright代表 緒方の話をもとに、軽自動車の板金特性とスノーパールクリスタルシャイン(W24)という3コートパール塗装の調色実例をご紹介します。

軽自動車の鋼板が板金修理に与える2つの影響

スライドハンマーで軽自動車のドアパネル凹みを引き出す板金作業 — 薄い鋼板の力加減を調整しながら周辺の歪みを整える工程

軽自動車のボディパネルは一般乗用車と同じスチール(鋼板)ですが、板厚が0.6〜0.7mm程度と薄めです。軽量化のためで、衝突安全性はピラーや骨格構造で確保するのが現代の軽自動車の設計です。

特性① 変形しやすい反面、広い範囲に歪みが広がる

薄い鋼板は衝撃を受けた際に、凹みの中心だけでなく周囲まで波状に変形する傾向があります。中心の凹みだけを引き出しても、周辺に残る微細な歪みが仕上がりの艶に影響することがあります。

「機械引き出しで凹みを戻しながら、手鈑金で周囲の歪みを丁寧に整えていく必要があります。薄い鋼板は引き出す力が強すぎると金属が伸びてしまう。力加減の繊細さがポイントです」(Poright代表 緒方)。普通乗用車と同じ道具・同じ工程でも、力の入れ方をより細かく調整することが求められます。

特性② フラットなパネル面ほど仕上がりが正直に出る

タントのリアドアは平面的なデザインで、わずかな面の歪みが光の反射ではっきり見えます。「ミニバンやSUVは曲面が複雑で歪みが目立ちにくいケースがありますが、軽自動車の平面パネルは職人の仕上げ精度がそのまま見えます」(板金塗装一筋16年のPoright代表 緒方)。パテ整形の精度と研磨の均一さが、仕上がりの品質を左右します。

施工実例:タント(LA660S)リアドア板金修理の全工程

スノーパールクリスタルシャイン(W24)の調色作業 — 蛍光灯・ハロゲン・自然光の3光源でパール粒子の色合わせをするPoright代表の調色現場

今回の施工データは以下のとおりです。

項目内容
車種ダイハツ タント(LA660S)スノーパールクリスタルシャイン
症状右リアドア・直径約12cm凹み・端部クリア割れ
施工内容機械引き出し→手鈑金→パテ整形→プライマー→ベース(W24)2コート→パールコート→クリア2コート→磨き
費用¥38,000(税込)
工期2日
ディーラー見積¥72,000(ドアパネル交換)

骨格への波及はなく、ドア内部の補強フレームも無傷でした。ドアヒンジ部の変形もなかったため、外板の板金修理で対応できると判断しています。「骨格まで変形が及んでいたらドアごと交換になりますが、今回は外板のみの損傷でした。凹みのサイズが12センチあっても、骨格損傷がなければ板金修理の範囲内です」(Poright代表 緒方)。

調色で特に神経を使ったのがスノーパールクリスタルシャイン(W24)です。ホワイト系の3コートパールで、ベースホワイト→パールコート→クリアの3層構造が基本ですが、W24に含まれるパール粒子は光の角度によって青みがかって見える特性があります。

「この色は工場内の蛍光灯の下では純白に見えても、太陽光の下では青みが乗る。ベースのホワイトの濃度とパールコートの厚みのバランスを蛍光灯・ハロゲン・自然光の3光源すべてで確認しながら調色しました」(板金塗装一筋16年のPoright代表 緒方)。調色に約1時間かけ、経年劣化した既存ボディカラーとの色差がゼロになる配合を決定しています。

隣接するリアフェンダー後端との境目に自然なぼかし塗装も入れ、パネルの境界が目立たない仕上がりにしています。ドアパネルを新品に交換するより修理費を¥34,000抑えながら、クリア割れ部分からの錆進行も防ぐことができました。

「軽だから安い」は半分正解——判断基準の3点

「軽自動車だから修理費も安いですよね」というご質問をよくいただきます。これは「半分正解」です。

判断1. パネルサイズで材料費は変わる

パネルが小さい分、使うパテ・塗料・マスキング材料の量は少なくなります。同じ症状なら大型ミニバンやSUVより費用が抑えられるケースがほとんどです。今回の直径12センチの凹みで¥38,000でしたが、同程度の損傷がアルファードやハイエースなら¥55,000〜¥65,000前後が目安です。この差額が材料量の違いから来ています。

判断2. 調色の手間はパネルの大小に関係しない

スノーパールクリスタルシャイン(W24)のような3コートパールは、どの車種でも調色プロセスが同じです。「軽だから調色が簡単」ということはありません。パール粒子の量とベースの白さのバランスを3光源で確認する手順は軽自動車でも変わりません。

判断3. 薄い鋼板の板金は精度の要求が違う

「難易度が高い」という意味ではなく、力加減の精度要求が普通乗用車より細かいということです。「逆に言えば、薄い金属は正確に元に戻れば仕上がりも綺麗になります。引き出しの精度が直接、仕上がりに反映される」(Poright代表 緒方)。一宮市・稲沢市・江南市・岩倉市など愛知県一宮エリアから、タント・N-BOX・スペーシア・ハスラーといった軽自動車の板金修理のご相談を多数いただいており、Poright(ポライト)では代表 緒方が直接施工しています。

まとめ

「軽自動車の凹みは大した修理じゃないだろう」と後回しにしがちですが、クリア割れが残った状態で梅雨・夏の雨にさらされると、半年後には錆が始まり修理費が上がることがあります。症状が小さいうちに対処するのが、長い目で見てコストを抑える選択です。

軽自動車の凹み・擦り傷、まず写真を送ってください

「板金修理か交換か迷っている」「ディーラー見積が高くて困っている」——そんな時はLINEにお写真を一枚送るだけで、Poright代表 緒方から概算と修理可否をお伝えします。ご相談・お見積りは無料です。タント・N-BOX・スペーシアなどの軽自動車の板金塗装は愛知県一宮市のPoright(ポライト)にお任せください。

株式会社Poright(愛知県一宮市平安1-6-2)/ 月〜土 9:00-19:00(日祝定休)

著者: 安藤(Poright 事務スタッフ) / 公開日: 2026年6月23日

監修: 株式会社Poright 代表 緒方 博紀(1992年生・18歳から板金塗装一筋、板金塗装歴16年)

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