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DIY失敗 2026.06.21

DIY全塗装で失敗する3つの原因
一宮Poright代表がウレタン塗装の修復工程を解説

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DIY全塗装後にオレンジピールが全面に発生したボンネットを確認するPoright代表 緒方 — 一宮市の板金塗装専門店での修復診断

「自分でウレタンクリアを買って全塗装してみたんですが、乾いたら全面が梨地になってしまって……」。先日、一宮市内のお客様からスズキ アルトワークスをお持ち込みいただきました。ボンネットからルーフ、前後ドアすべてに細かい凸凹(オレンジピール)が広がり、一部にはランピング(塗料の垂れ)まで発生していました。

「梅雨で外に出られないから、この機会に塗り替えてみようと思って」——この時期、同様のご相談が毎年集中します。ウレタン系の2液塗料はホームセンターや通販で入手できるため、「しっかりした塗料で丁寧にやれば自分でもできるはず」と思われる方が多いのです。しかし梅雨時期の高湿度環境は、ウレタン塗装DIYの最大の敵です。

この記事では、18歳から板金塗装一筋のPoright代表 緒方(板金塗装一筋16年)が、DIY全塗装の失敗パターン3つと修復工程・費用を現場目線で解説します。

DIY全塗装が失敗する3つのパターン

2液ウレタン塗料(ウレタンクリア・ウレタンカラー)は乾燥後の硬度が高く、正しく施工できれば耐久性の高い仕上がりになります。しかし失敗のパターンはほぼ決まっています。

DIY塗装ツール(2液ウレタン塗料缶・スプレーガン・混合カップ・研磨ペーパー)が並ぶ作業台 — Poright一宮工場での修復前の状態確認

① オレンジピール(梨地状の凸凹)

塗料が霧化不良・乾燥ムラを起こすと、柑橘類の皮のようなぼつぼつした表面になります。原因は「塗料の希釈率が低い(粘度が高すぎる)」「スプレーガンの霧化エアが不足」「気温が低く乾燥が早すぎる」など複数が重なります。梅雨時期は湿度が高く塗料の蒸発が遅れるため、標準より5〜10%多めの希釈が必要になりますが、この調整を缶の表記通りで済ませると全面オレンジピールになります。

② ランピング(塗料の垂れ)

一度に塗料を厚く吹きすぎると、重力に負けて塗料が垂れます。全塗装は面積が広く施工時間が長いため、後半に疲れてガンの動きが遅くなり、終盤のパネルに集中してランピングが発生するケースが多い。Poright代表 緒方は「大面積の全塗装は、動きのリズムを一定に保つことが最も難しい。プロでも広い面積は気を抜けない」と言います。

③ フィッシュアイ(穴あき模様)

塗装面に油分・ワックスが残っていると、塗料が弾かれて魚の目のような穴が多発します。全塗装前の脱脂作業を「ウエスで拭いた程度」で済ませると必ずフィッシュアイが出ます。面積が広いほど脱脂不足の箇所は増えます。特に梅雨前に洗車ワックスをかけたばかりの車はリスクが高い。

修復工程 — DIY全塗装後の修復はゼロからより1.5〜2倍の工数になる

DIY全塗装の失敗修復で厄介なのは、「問題箇所だけ直す」ことができないという点です。全面に塗料が乗っているため、部分修正では必ずムラが出ます。

オレンジピールのみの場合は全面ウェットサンディング(#1000→#1500→#2000で水研ぎ)→コンパウンド磨き→ポリッシュという工程で改善できるケースがあります。ただし研磨しすぎるとクリア層が薄くなり、再塗装が必要になります。この判断はプロでも難しく、研磨途中でクリアが抜けて下のカラーが出てしまうリスクもあります。

ランピングやフィッシュアイが混在する場合は全面剥離から作業をやり直します。Poright(一宮市平安1-6-2)では以下の工程で対応しています。

Poright代表 緒方がダブルアクションサンダーでDIY塗装の旧塗膜を全面剥離する工程 — 一宮の板金塗装工場での修復作業

① 既存DIY塗膜の全剥離

ダブルアクションサンダーと手作業で旧塗膜を除去します。この工程が全体工数の約40%を占めます。DIY塗料はもともとの下地塗膜に重ねて吹いているため、既存塗膜との境界を確認しながら慎重に進める必要があります。「雑に剥がすと純正塗膜まで削ってしまい、さらに工程が増える」(Poright代表 緒方)

② 下地処理

旧塗膜を剥離後、脱脂→ウェルドプライマー(防錆)→サーフェイサー→水研ぎ(#400〜#600番)という工程で下地を整えます。ここを丁寧にやらないと仕上がりに影響が出るため、板金塗装一筋16年のPoright代表 緒方(板金塗装歴16年)は省略しません。

③ 再塗装

調色(既存ボディの経年色に合わせたカラーブレンド)→カラーベースコート→クリア2層→全面ポリッシュ磨き上げ、という通常の新規塗装と同等の工程で仕上げます。

実際の修復事例と費用

項目事例①事例②
依頼元一宮市(個人)岩倉市(個人)
車種スズキ アルトワークス(HA36S)マツダ CX-3(DK5FW)
DIY施工箇所ボンネット〜ルーフ〜前後ドア全面ルーフ+ボンネット(途中断念)
失敗症状全面オレンジピール+一部ランピング全面フィッシュアイ
Poright修復内容全剥離→下地処理→ホワイトパールM調色→クリア2層→ポリッシュDIY部位剥離→スノーフレークホワイト(25D)調色→クリア2層
修復費用¥78,000(工期5日)¥62,000(工期4日)
最初から依頼の試算¥42,000〜¥50,000¥35,000〜¥42,000

いずれも「修復コスト ≒ 当初依頼コストの1.5〜2倍」という結果です。差額の大半は剥離工程の追加工数から生まれています。「剥がす手間は塗る手間と同じかそれ以上かかります。DIYで塗られたものは素地への食いつき具合が読めないので、慎重に確認しながら剥がす必要がある」(Poright代表 緒方)

愛知県一宮市・稲沢市・岩倉市などでDIY全塗装をご検討の方は、着手前に一度Poright(ポライト)に写真を送ってください。「どのくらいの費用差になるか」を無料でお答えします。

まとめ

「DIYしたが仕上がりが悪い」「着手前に費用を確認したい」はご相談ください

LINEでお写真を送っていただくだけで、現状の確認と修復見積りをお伝えできます。お見積りはすべて無料。株式会社Poright(ポライト)は板金塗装一筋16年の代表 緒方が一台一台を直接担当。「もう手を入れてしまったが……」というご相談もお気軽にどうぞ。

株式会社Poright(愛知県一宮市平安1-6-2)/ 月〜土 9:00-19:00(日祝定休)

著者: 安藤(Poright 事務スタッフ) / 公開日: 2026年6月21日

監修: 株式会社Poright 代表 緒方 博紀(1992年生・18歳から板金塗装一筋、板金塗装歴16年)

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