COLUMN / お金の話 / 2026-05-17
車両保険は本当に
使うべき?
損益分岐点の考え方
「修理代が15万円。車両保険を使えば自己負担はゼロ円だから、絶対使うべき」── そう思っていませんか? 実はそれ、長期で見ると損をしている可能性が高いんです。一宮の板金塗装専門店Porightが、損益分岐点の考え方を解説します。
車両保険を使うとどうなる?
車両保険を使うと、3等級ダウンします。さらに事故有係数が3年間適用され、保険料がアップします。具体的には:
- 修理時の保険料増額:3年間で6万円〜30万円程度(車両・等級・契約による)
- 等級回復までの期間:3年
つまり、修理時の保険金で「得」をしても、その後3年間の保険料アップで「損」を取り戻されるわけです。
具体的な計算例:15万円の修理
ケース:30代男性、12等級、軽自動車、年間保険料 6万円
| 修理費(保険使用なし) | ¥150,000 |
| 保険使用時の3年間の保険料増額 | + ¥180,000 |
| 保険使用時の合計実質負担 | ¥180,000 |
| 実費修理 | ¥150,000 |
→ この場合は実費修理の方が30,000円お得
損益分岐点の目安
一般的な目安として:
- 修理費 < 3年間の保険料増額 → 実費がお得
- 修理費 > 3年間の保険料増額 → 保険使用がお得
3年間の保険料増額は契約条件で大きく変わりますが、ざっくり 15万円〜25万円 程度の修理費が損益分岐点になることが多いです。
Porightでは、損益分岐の説明をします
Porightでは、お見積り時に「保険使用 vs 実費」のシミュレーションをご提示します。「保険を使った方が良いケース」「使わない方が良いケース」を、契約内容から逆算してお伝えします。
単に「修理費を回収する」のではなく、お客様の3年後・5年後の家計を考えてご提案するのがPorightの方針です。
まずは保険会社に確認
具体的な保険料増額は、契約している保険会社に「車両保険を使うと、3年間で保険料がどれだけ増えるか」を確認するのが確実です。多くの保険会社で無料試算してくれます。